昨日『泉涌寺』へ、紅葉の様子を見に行ってきました。当然ながら紅葉はまだまだ先でした。
真言宗泉涌寺派の総本山で皇室ゆかりの御寺です。皇室の菩提寺として有名です。
東大路通から泉涌寺道を東へ進んで行くと『大門』（重要文化財）へ到着します。ここは伽藍では一番高い位置になります。ここで拝観料500円を払って中に入ります。
入って左の堂内に六羅漢像の中央に『楊貴妃観音像』が安置されています。美しい観音像で女性から美人祈願の観音様として親しまれています。
楊貴妃観音像の参拝が終わって、大門のへ戻ります。
大門から下へ降りる『降り参道』の先に『仏殿』が建っています。『仏殿』は重要文化財、1668年建立の歴史ある立派な本堂です。中には『阿弥陀・釈迦･弥勒』の三尊仏が安置されています。天井に描かれた『雲龍図』、本尊背後の『飛天図』、裏壁の『白衣観音』は狩野探幽作になります。
非公開の『豊明殿』や『舎利殿』、皇族の御陵･豊明殿への御参拝の際の御休息場所の『御座所』（特別拝観）や『海会堂』（特別拝観）など、見所は満載です。
そうそう、境内に『清少納言』の墓所が有ります。日本のあちこちに分骨されているのでしょうか? 徳島県などにもお墓が有るそうです。不思議ですね。
さて、泉涌寺も紅葉はまだまだでした。でも、紅葉以外でも見所一杯で、満足しました。紅葉の時期以外でも一度訪れてみたい観光スポットです。楊貴妃観音像も素晴らしかったですし本堂の三尊仏と背後の飛天図、天井の雲龍図、白衣観音は素晴らしいので是非、見学して欲しいと思いました。境内は静かでリラックス出来る環境ですよ。
★ JR奈良線、京阪電車東福寺駅下車徒歩20分
★ 京都市バス 202．207．208系統｢泉涌寺道｣下車
★ JR京都駅市バス208系統 近鉄東寺駅市バス207系統｢泉涌寺道｣下車
★ 拝観料 500円
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