今日は残りの野菜に追肥します。

先日はハクサイの追肥1回目を施しました。今日は残りの野菜に追肥することにしました。天気予報だと今日は好天のはずが現地は雨模様。しかも季節が一気に進んだのか、肌寒い感じでした。天気も悪いしさっさと作業を終わらせましょう。
追肥の肥料は今回も発酵鶏糞を使用します。

追肥する野菜はブロッコリー、キャベツ、イチゴとダイコン。
イチゴは弱っていた苗が枯れてしまいました。植え替えるかどうか思案中。
さて、作業は前回と同じく株間の間に穴を開けて発酵鶏糞を入れます。
作業が終わった頃から雨が本降りになってきました。家庭菜園が比良山の山麓にあるので雨は降りやすいです。カッパを着ていないのであまり濡れると風邪を引きそうなので、まだやりたい作業は有るのですが今日はここで完了。次回はもっと好天の日に作業しましょう。

ここで少し発酵鶏糞の使い方を考えて見ることにします。

発酵鶏糞の成分は窒素3.6% リン酸6.5% 加里3.9% と化成肥料並みの成分を含んでいる事がわかります。
発酵牛糞と成分を比べてみましょう。窒素 1.5%、リン酸 1.8% 加里 2.6%となっています。成分内容がずいぶん違いますね。
発酵牛糞は、牛ふんにワラやおがくず、もみ殻などの植物性副資材を混ぜて発酵させた有機肥料です。発酵鶏糞は養鶏場で出た鶏の糞を発酵させた物です。発酵鶏糞は何と言っても安く購入でき、成分もバランス良く含んでいるのでるありがたい堆肥です。しかし、難点は牛糞肥料と比べてニオイがきつい。車に積むのに躊躇するニオイが出ます。これに対して牛糞や馬糞肥料はニオイがほとんど有りません。使い勝手から言えば牛糞肥料や馬糞肥料に軍配が上がるのではと思いますが、肥料を発酵させる段階で使い方の違いが見られます。牛糞肥料や馬糞肥料はおがくずなどを混ぜて発酵させるので餌から考えてみても植物繊維が豊富に含まれています。土に混ぜるとフカフカの土にする効果が有ります。かたや発酵鶏糞は鶏の糞を発酵させた物。土壌改良の成分は入っていません。
これから見ると土作りの際に土壌を柔らかくするために発酵牛糞を使い、元肥として発酵鶏糞を使うと言うのが良いのでしょう。元肥だけで無く追肥にも使えますね。以前はあまり深く考えずに発酵牛糞だけ・発酵鶏糞だけをすき込んで畝を立てていましたがあまり上手く野菜は育ってくれませんでした。今になって野菜作りも野菜だけで無く土作りもちゃんと勉強しないと上手くいかないよと教えてもらった今日この頃です。

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